日本海で、はじめて海苔が育った。
海苔は日本海では育たない、と長く言われてきました。ところが2020年ごろ、舞鶴の海で養殖に成功した漁師がいたのです。その方と先代との縁で「販売を手伝ってもらえないか」とご相談をいただいたのが、この仕事の始まりでした。
漁師が仕上げてくださるのは、干した状態まで。そこから味を付ける方法は、別業種の私たちにはまったく分かりませんでした。味が入らない、焦げてしまう——失敗を重ねながらゼロベースで試し続け、ようやく今の形にたどり着いています。
京都海苔まさ屋は、株式会社MASAが手がける海苔のブランドです。
使うのは、板状に漉く前の「黒ばら海苔」。板海苔ではなく、ばら海苔ならではの歯ごたえを活かした味付け海苔をお届けしています。
収穫したままの海苔を洗浄し、乾燥させた——板状に漉く前の状態の海苔を「ばら海苔」と呼びます。私たちはその中でも黒ばら海苔を選び、味を付けて商品にしています。
見た目はジャバン海苔に近いのですが、食感がまったく違います。ふわりと溶ける板海苔とは異なり、しっかりとした歯ごたえが残ります。一般的な味付け海苔を想像していらっしゃると、形も食感も驚かれるかもしれません。
海苔は日本海では育たない、と長く言われてきました。ところが2020年ごろ、舞鶴の海で養殖に成功した漁師がいたのです。その方と先代との縁で「販売を手伝ってもらえないか」とご相談をいただいたのが、この仕事の始まりでした。
漁師が仕上げてくださるのは、干した状態まで。そこから味を付ける方法は、別業種の私たちにはまったく分かりませんでした。味が入らない、焦げてしまう——失敗を重ねながらゼロベースで試し続け、ようやく今の形にたどり着いています。
現在は、その年に採れた良いものを選んで仕入れています。主に瀬戸内や伊勢の海苔を使用し、産地を固定せず、その年ごとに納得のいくものを選ぶという方法をとっています。
近年は海水温の上昇の影響で、海苔の収穫量が全国的に減っています。それでも、私たちが自信を持ってお届けできる素材だけを選び続けることは変えたくないと考えています。すべての商品に、同じ黒ばら海苔を使用しています。
ばら海苔の歯ごたえがいちばん伝わる食べ方です。
全体に混ぜ込むと、ひと口ごとに磯の香りが広がります。
冷奴にのせるだけで、磯の香りと大豆の甘みがよく合います。
仕上げにひとつまみ加えると風味が立ちます。
※写真はInstagramの投稿写真を使用予定です。